ビールをおいしく飲むことに命を懸ける@陶芸家
ブログへのご訪問、大変ありがとうございます
皆様、「生ビール」
と聞いた時、どれの事を指すかご存知の方いらっしゃいますか??
「居酒屋やバーで飲むビールの事かな~?」
と思われる方も多いと思うのですが
もったいぶらずに結論から言わせていただくと
実は、今みなさんがご自宅で飲まれている
缶ビールや瓶ビールもほとんどが生ビールなんです
ご存じでなかった方にとっては
ちょっと驚きですよね
そもそも生ビールって何?って所をお話すると
日本では加熱殺菌処理をしていないビールの事を
「生ビール」と呼んでいます。
「日本では」と書いたのは
各国によって生ビールの定義は少し違うようなんです。
一般的に「生ビール」って言うと
ビアガーデンや飲食店でビア樽やサーバーから
出してくれるビールをイメージすると思うのですが、
実はこれ、1960年代までのお話。
当時市販されていた缶ビールや瓶ビールは
熱処理されている事が当たり前で
ビアホールや飲食店で出てくるビールが生ビールだという
一般的な認識はその頃の名残があるんです。
しかし、今現在は熱処理をしなくても
精密濾過装置(ミクロフィルター)を導入した事で
缶や瓶でも加熱処理をせずに
酵母を除去する事が出来るようになったんです。
現在加熱処理ビールで有名なのは
キリンの「クラシックラガー」が代表的で
他も数銘柄しかありません。
因みにラガー=加熱処理ビールという認識も
多いようですが、実はこれもイコールではないようです。
もともとラガービールとは
下面発酵酵母を使用した貯蔵工程で熟成させたビールの事
であって、熱処理の有無しには関係が無いようです。
じゃぁなぜお店で飲むビールがうまく感じるのか?
これは以前のブログ でもお話したのですが
人間は無意識に80%以上を視覚で認識してしまうようなんです。
以前有名なソムリエの方もどこかでおっしゃっておりましたが
白ワインに無味の合成着色料を混ぜて
赤ワインのようにすると
99%のソムリエは赤ワインと騙されてしまうようです。
舌で勝負しているソムリエの方でさえ、そうなってしまうという事は
一般人の私たちではより難しいという事ですね
環境や器でほとんどの味や感じ方が
決まってしまうと言っても過言では無い気がします。
だから、
気の合う仲間や大好きな恋人と飲むお酒や
見た目「ちょっと贅沢な器」でビールを飲んだり食事をしたりする事は
非常に大事だという事なんですね
中でも食事の時のグラスやお皿は
美味しいと感じる感覚の
30%を締めると言われております。
毎日自宅で100円ショップで買ったコップでビールを飲むのと
こだわりの陶器で毎日ビールを飲むのでは
まさに美味しさが約30%違ってきてしまうという事なんです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました
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